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東名阪でトラック炎上 渋滞の車に次々に衝突 7台絡む事故 三重・四日市市
三重県を通る東名阪自動車道の四日市ジャンクションで19日、大型トラックが、渋滞で停車中の乗用車などに次々に衝突して炎上する事故があり、2人がケガをしました。
この大型トラックは、衝突する数分前に別のトラックに追突されていて、警察で関連などを調べています。
事故があったのは、四日市市伊坂町の東名阪自動車道上り線四日市ジャンクション付近です。
警察によりますと、午前8時半ごろ、大型トラックが渋滞の最後尾に突っ込みました。
大型トラックは、停車していた普通乗用車など6台に衝突しながら約600メートルにわたって走りつづけ、その後、炎上しました。
大型トラックを運転していた福岡県の48歳の男性は、搬送先の病院で脳内出血を起こしていたことがわかりました。
男性の運転する大型トラックは、衝突事故を起こす数分前に、約2キロ手前の高速道路上で別のトラックに追突されていて、男性は追突された後も車から降りることなく運転を続け、ジャンクションに入って事故を起こしました。
男性は、警察の調べに対し「事故を起こしたことを覚えていない」と話していることなどから、警察は、初めに追突されたあと、男性が脳内出血により意識障害を起こす中、運転を続けた可能性もあるとみて事故の原因を調べています。
現場付近では、約9時間にわたって通行止めが続きました。